「いこま秋の自然観察会」を開催しました。
日時:2025年10月25日(土) 9:30~11:45
場所:生駒山麓公園周辺
参加者:8名
スタッフ:4名

講師スタッフが植物の花や実について説明しました。
ふれあいセンターバス停前に9:30に集合して、あいさつ、スタッフ紹介後に出発しました。
コースは、ふれあいセンターを出てせせらぎの広場に下り、テニスコート横から林に入り、動動池の周りを回って、ふれあいセンターに戻る約2時間のコースです。
植物の解説をしながらゆっくり歩き、野鳥を見つけたら歩みを止めて、双眼鏡で観察しました。
植物ではどんぐり類、赤や黒に熟したものだけでなく、カエデ類の翼のような形状も中に種が入った実であることなど話しながらいろいろな実を観察しました。
「実」のように見えるヌルデの虫こぶを一つだけ割って、中のヌルデシロアブラムシも観察したり、キノコを何種か発見し、参加者がスマホで検索して皆で共有することもありました。
雨が心配されたが降らずにすみ、快適な気温での観察会となりました。参加者は写真を撮ったり、野鳥の鳴き声に耳を傾けたり、と熱心に観察されていました。
【観察した植物】
樹木:実・カキノキ・シラカシ・イロハモミジ・タラノキ・モミジバフウサルスベリ・コナラ・コバノガマズミ・ソヨゴ・ムラサキシキブ・シロダモ・ヌルデ・サルトリイバラ・チャノキ(花も)・ゴンズイ・オオバヤシャブシ・アカメガシワなど
野草:実・イタドリ・ヘクソカズラ・キカラスウリ・イシミカワなど
花・ヒヨドリバナ・コウヤボウキ・イヌタデ・セイタカアワダチソウ・アキノウナギツカミなど
【観察した野鳥】
アオサギ、ヒヨドリ、ヤマガラ、ウグイス、シジュウカラ、ハシブトガラス、ノスリ、コゲラなど

ヤマガラ。ニーニーと鳴いていました。

若いアオサギが砂防堰堤に止まっていました。

実をつけたコバノガマズミ

実をつけたガマズミ。コバノガマズミに比べて葉が大きい。

虫こぶのついたヌルデ。虫こぶをあけると沢山のアブラムシが!

実をつけたイシミカワ

青い光沢のキノコ

赤いキノコ

形がかわいいキノコ

