トンボ観察会2025夏 開催しました!
昨年に引き続き、今年もトンボ観察会を開催しました。
開催日時:2025年7月30日(火)8:00~11:00
開催場所:くろんど池
参加者:一般参加2組4名(元気な小学生2名とそのお母さん)、スタッフ・ボランティア3名
天候:晴れ(暑い!)
できるだけ暑くならない時間帯に実施しようということで、今年はいつもより1時間集合時間を早めて実施しました。
そのおかげか、トンボの種類、数ともに昨年より多めで、参加者の皆さんはトンボ採りを楽しんでいました。
観察できたトンボは全部で13種類!講師の方にトンボの見分け方、生態などを教えてもらった後、最後には捕まえたトンボを放して終了。
参加者の皆さん、お疲れさまでした!
本日観察できたトンボは以下のとおりです。
- チョウトンボ:ひらひらとした飛び方で、メタリックな光沢のある羽が美しい。池や沼にふつうにみられる。田んぼでも。
- モノサシトンボ:大きいイトトンボの仲間。物差しの目盛りのような模様が腹部に目立つ。林がある薄暗いところにいる。
- アオモンイトトンボ:かなり獰猛なイトトンボとのこと。明るいところにも出てくる。
- シオカラトンボ:街中でもどこでもいる普通のトンボ。
- ショウジョウトンボ:全身赤いトンボだが、赤とんぼよりシオカラトンボに近い仲間。
- タイワンウチワヤンマ:生駒の周りではもともとウチワヤンマが生息していたが、ここ20年程でみられなくなり、かわって南方系のタイワンウチワヤンマが多くみられるようになってきたとのこと。
- コシアキトンボ:全身黒いがオスは腰の部分の一部が白く抜けていることからコシアキトンボの名となった。メスは白い部分が少し黄色味を帯びる。
- ウスバキトンボ:ほとんど止まらないで飛び続けるトンボ。生駒周辺では冬を越すことができない南方系のトンボ。
- クロイトトンボ:オスは青い着色が見られるが、これは青色の粉が付着して色がついているとのこと。
- ムスジイトトンボ:六つの筋があることからムスジトンボ。
- オオシオカラトンボ:シオカラトンボより一回り大きいトンボ。シオカラトンボより沼のような環境に多いトンボ。
- コオニヤンマ:オニヤンマに大きさなどが似るが、サナエトンボの仲間。平たいところに羽を開いて止まる。ヤンマの仲間は枝などにぶら下がって止まる。
- ギンヤンマ:池の周りに生息する。今日は捕まえられず、残念!
池のまわりでトンボ探し
真っ赤なトンボ
たくさんの個体がくろんど池の水面をヒラヒラと飛んでいました。
大型のトンボで数頭がくろんど池のまわりを飛んでいました。