秋の自然観察会を開催しました。
快晴のなか、生駒山ろく公園にて秋の自然観察会を開催しました。
一般公募の参加者20名、スタッフ6名で晩秋の森を散策。コースは、ふれあいセンター下の東屋横からせせらぎの広場を経て、テニスコート横から林に入り、動動池の周りをぐるりと回って、ふれあいセンターに戻る約2時間のコース。ゆっくり歩きながら、ところどころ立ち止まって、木の実や紅葉などの植物の観察を中心に、野鳥が見つかれば、双眼鏡を使ってのバードウォッチングも楽しみました。コースの途中にある2本のカツラのところで、水分補給の休憩をしながら、スタッフが「種子散布の仕方」について解説。風や他の動物を利用したり、自力ではじき飛ばすなど、動けない植物が様々なやり方で種子を遠くへ散布している工夫を写真も使って説明しました。昨年より20日ほど開催時期が遅く、紅葉は最盛期を過ぎていて、花や実も少ないのが少し残念でしたが、野山でよく見る常緑樹の観察など、秋の植物をゆっくり楽しめた半日でした。野鳥ではウソやアカゲラなどを間近で見ることができました。
観察した植物
樹木:アカマツ(実)・アキグミ・イロハモミジ・オオバヤシャブシ(実)・クサギ(実)・コシアブラ・コナラ・サルスベリ・サルトリイバラ(実)・シラカシ(実)・シロダモ(実)・スギ(実)・ソヨゴ(実)・タカノツメ・チャノキ(花と実)・ドウダンツツジ(冬芽)・ヒサカキ(実)・ムラサキシキブ(実)・メタセコイア・モミジバフウ・ヤブニッケイ・ヤブツバキ(蕾)・ヤマハゼ・リョウブ
野草:セイタカアワダチソウ(花)・ヒヨドリバナ(花)・ヘクソカズラ(実)
野鳥:ハイタカ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ウソ、アオジ